青空

FAB_Elonaの記事で書いてたデカダンスRPGのセッション参加しましたー！
比企さん今回の卓で唯一のTRPGド素人だけどまとめ記事書いちゃうよぉ

すっごい楽しかったのであとで読み返してえへへぇってするための備忘録なのです。えへへぇ。

＊デカダンスRPGについてはルルブ参照
＊どどんとふ使用、オールテキストだよ
＊全員デカダンス初プレイ

[1回]

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■GM

　紫咲さん
　むらむらさんさんさん。前のFABでの車椅子美少女PCエルヴィーラちゃんの中の人。
　他のTRPGでPL、GM経験あり。

こんにちは、今回GMを務めさせて頂く紫咲と申します。紫咲です。むらむらさんという名は仮の名……私こそが真の紫咲……
普段は別ルール「ビースト・バインド・トリニティ」のPL・GMをやっています。デカダンスTRPG初体験です……初体験GMです…………
難易度緩和も織り交ぜたかなり緩いプレイングになるかと思いますﾌﾞｴｴｴ　よろしくお願い致します！

■PLとPC

　水崎もあさん/エルテ・ミューゼロット（キャラシート）
　もあしゃん。この前のFABでGMやってくださってた方。
　その他のTRPGでPL経験あり。

水崎もあといいます。デカダンスRPGは初めてですすごくわくわくしてます。
PC名：エルテ・ミューゼロット　原罪：傲慢　性格とか：ペットを愛玩する感覚で下々の者を見ています　悪意はない
そんな感じの子です　よろしくお願いします

　
　比企ひき子/ジェイク・ヴィッカーズ（キャラシート）
　ぼくです。TRPGの経験ってFAB２回くらいしかないよ。
　あ、人狼とか入れていいなら合計ちょうど片手で数えきれるくらい。どっちにしろド素人だった

比企ひき子です。よろしくお願いします！
ﾋﾟｨｨｨｨTRPG超初心者です緊張するうううううう！！でもわくわくが止まらない！！！
PC:ジェイク・ヴィッカーズ（原罪…怠惰）
高位階級の家の末っ子に生まれ、成り行きで開業医になり日々だらだら生きてるダメ男だよ！面倒くさがりだけど楽するための苦労は厭わないよ！

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この前のFABみたいにログ引っ張ってきつつ記事つくろうかと思ったんですけど、量がヤバすぎてえらいことになってしまったので話の展開をまとめていく感じにしてます。
でかだんすたのしかったよー！ってきもちが伝われば…いいな…！

シナリオ：黒山羊さんとお手紙さん（作成：紫咲さん）

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◆オープニング前のいろいろ

まずはみんなで自己紹介。上のとこで引用してる内容がそれです。
今回のPCがどんな子かについて、キャラシートから下記にざっくりまとめときます。

＊エルテ・ミューゼロット
23歳、高位階級の男性。原罪は傲慢。
没落貴族で一族の復興を目指している。
自分より低い身分の人間は自分たちが保護すべきペットのような存在だとの考えから振る舞いは善人。上流階級の腐敗に内心呆れており、自分が正さねばとも考えている。
性癖※は芸術鑑賞／夢想／演劇。

＊ジェイク・ヴィッカーズ
20歳、高位階級の男性。原罪は怠惰。
高位階級の実家や職場のしがらみを厭い、家を出て開業医として好き勝手生きている。
三大欲求に忠実で、自分の欲望を阻害しないものには基本ニュートラル。面倒くさがりだが楽をするための苦労は許容する。
性癖※は飲食／惰眠／快楽。

※性癖：好きなものとかそういうの。シナリオ中でこれに合致する行動をするとリビドーっていうのが増えて魔法ズッコンバッコンできるよ！

魔女TRPGで男性PCしかいない不具合

それからPC２名の関係を決定。
これは任意に決められるんですが、今回はルルブにある関係チャートを使用することになりました。
結果はジェイク→エルテが「悪友」、エルテ→ジェイクが「慕情」。
そう、世は片想いホモの時代。

一斉に貼られる真顔の顔文字。ダイスロールに二言はない。

＜＜期待通り危惧した通りホモダンス展開になってるので、苦手な方はこの先の閲覧をお控えください。＞＞
あと今回は展開もアレなんですが、そもそもこのゲーム自体もR-15です。ログ・まとめ閲覧の際はご注意ください。

( ͡° _ʖ ͡°)煉獄だと思ったら薔薇園だった





◆ログはこちらからどうぞ

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◆オープニングフェイズ

ゆるーい雰囲気だけど性格の悪さが滲み出てる黒山羊、「黒山羊さん」に呼び出された魔女（男）二人。
黒山羊さんはソファにでろーんと転がりながら、“気になる子”がいると話します。そしてその“気になる子”とやらは厄介事に巻き込まれているらしいとも。
二人は彼女と接触して厄介事を解決し、さらに彼女を仲間に引き入れるよう黒山羊さんからお願い（拒否権なし）されるのでした。

というわけで営業です。外回りです。
今回はGMの裁量で「ターゲットの勧誘」については達成できなくてもOKとされました。厄介事をなんとかすればクリア。
とってもホワイトなブラック企業ですね！やった！

なお全員デカダンス初めてということで、最後までかなり優しい・易しい進行です。
一番素人のぼくは進行ゆっくりしてくださったのが本当に助かりました…GMさんありがとうございましゅぅぅ……(´；ω；｀)

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◆ミドルフェイズ　シーン１

黒山羊さんパワーによりターゲットの居る町の前まで飛ばされた二人。黒山羊さんによるとターゲットの女の子の名前はフィーリア、研究者志望で馬車と賭博を愛する変わり者らしい。
開けっ放しの門をくぐって町に入ると、昼間にもかかわらず通りには全く人通りがなかった。二人は訝しんで辺りを見回すが、そのときジェイクがこちらに向かってすごい勢いで走ってくる何かの音を聞き取り、咄嗟にエルテの手を引っ張って物陰へ隠れた。エルテは突然手を繋がれたことで赤面するが、（赤面に気づいてるかお遊びでDRしてみたら見事にファンブル出てしまったので）ジェイクは清々しいほど全く気づかなかった。
音の正体は爆走する馬車で、その御者台に女性が座っていることを二人は何とか確認できた。
そして馬車が去ると突然周囲の家々から人が溢れだし、辺りが賑やかになった。二人は馬車について住民に訊いてみることにする。

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◆ミドルフェイズ　シーン２

果物屋の女性に話を聞いたところ、毎日決まった時間に馬車が爆走しているという。馬車の行き先は賭博屋らしい。
二人が売り物のフルーツを購入しながらさらに話を聞くと、馬車を走らせているのは二十歳になる町長の娘で、危険なので町の人はその時間帯だけ家に閉じこもるようにしているとのことだった。町長の屋敷は町の北にあるということも聞く。
果物屋を出た二人は賭博屋へ向かうことにしたが、ジェイクが駄々をこねたため先に昼食をとる。食堂での食事はエルテの舌にはあまり（2d6でピンゾロを出す程度には）合わなかったようだが、ジェイクのほうは特に不満もなく完食したようだ。

昼食を終えて賭博場に赴くと、賭博場の前に停まった馬車に小柄な女性が乗ろうとしているところだった。エルテが急いで話しかけると、彼女がターゲットのフィーリアだと分かった。
エルテがフィーリアとナンパ会話して気を引いている間にジェイクが「優しき鞭入れ」を使い、彼女が抱える厄介事の解決を二人に依頼するよう仕向ける。フィーリアは屋敷で話がしたいと言って二人を馬車に乗せた。

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◆ミドルフェイズ　シーン３

とんでもない速度で爆走するわりに、馬車での移動は快適だった。屋敷についた二人はフィーリアの自室に通される。そこは女の子らしさのかけらもない、研究資料が乱雑に散らばった部屋だった。学者志望だったが父親に止められ、趣味として研究をしているという。
そしてフィーリアの抱える悩みは、その研究の助手をしていた侍女が２日前から失踪し、失踪当日に送り主の書かれていない手紙が届いたことだった。そこには「君の大事なものは此方にある。代わりに君が私の隣に来てくれたら、これは君に返そう」と記されていた。
父親に調査を頼もうとしたが、悪戯だと言われ取り合ってもらえなかったという。フィーリアは二人にこの件の調査を依頼した。
失踪した侍女の名前はアレクシア。彼女の身体的特徴、それから失踪した場所の情報を聞き、二人は失踪現場へ向かってみることにする。フィーリアは寝床なら貸そうと申し出てくれた。ここからあんなことになろうとはこの時のPLとGMが知る由もない。

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◆ミドルフェイズ　シーン４

失踪現場は人通りの少ない区画で、二人が到着した夕方にはほとんど人気がない状態だった。俯いて歩いていたジェイクはそこでフクロウの紋章が彫られた豪奢な折りたたみ式ナイフを見つけ、拾い上げる。ナイフを見せられたエルテは刃の折りたたまれている部分に細い糸のようなものが何本か挟まっていることに気づいた。それは人の髪のようで、色合いはフィーリアから聞いていたアレクシアの髪の色と一致する。
二人が引っ張りだした髪を見ていると、不意に背後から舌打ちと、踵を返して走り去る靴の音が聞こえた。二人は「闇の従者」を使い、付近にいた小鳥を使役して走り去った人物のあとをつけさせる。走っていったのはフードを被った人物で、背格好からして男と思われた。彼は通りを抜け、フィーリアの家より少し小さめの屋敷へ入っていく。
屋敷の位置は把握したが、二人はナイフのことをフィーリアに訊ねるため一旦彼女の屋敷へ帰った。

屋敷に帰った二人はナイフをフィーリアに見せる。彼女によるとナイフに刻まれた紋章はアインハルト家という一族の紋章らしい。アインハルトの家計はかつてこの町を取り仕切っていたが、フィーリアの父が彼らの腐敗を暴いたことで信用を失い没落したという。そしてフィーリアはアインハルトの当主をずいぶん嫌っているようだ。
その後二人はフィーリアの馬車の話などで談笑し、明日の朝アインハルトの屋敷を見に行くことを伝えて今晩は屋敷の客室を２部屋借りて休むことになった。

まあその後部屋でエルテがジェイクとのあれやこれやを夢想（性癖充足）してるところに３日ほどご無沙汰で干物になりそうなジェイクが快楽の性癖充足のために押しかけたので結局１部屋で寝る（）ことになってしまったんですがこれは性癖充足というゲームシステム上必要なシーンなので全く問題はないですあのごめんなさいごめんなさい

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◆クライマックスフェイズ

朝、二人は小鳥を通して見たアインハルトの屋敷に向かう。さらに昨日の小鳥を使って家の周りを確認してみると、窓から男が玄関に向かっている様子が見えた。家の正面に居た二人は、このままでは丁度男と鉢合わせてしまう。二人は門の近くに隠れ（途中でジェイクが盛大にズッコケて隠れそびれたような気がしたが経験点と知識点という魔女パワーでなかったことにされた）、出てきた男を観察する。
男はアレクシアを誘拐していると思しき内容、それからフィーリアを待っているような言葉をぶつぶつとつぶやきながら玄関を掃き掃除し、再び屋敷の中へ戻っていった。精神的にかなり参っているようだ。

男の様子からして話が通じそうにないと判断し、二人は１階の開いている窓から小鳥を入らせて安全確認したのち屋敷へ侵入する。廊下に出ると、締め切られたある部屋の中から何かを書く音が聞こえる。あわせて男性のものとおぼしき溜息も。
ジェイクが部屋の中の男に「菌の羽布団」を使うと、病気によるくしゃみでインクをこぼして慌てているような声が聞こえた。それに乗じてエルテが扉を開ける。そこには意外にも結構可愛い顔をした根暗そうな青年がいた。彼が犯人らしい。あまりの立ち絵の可愛さに比企の心の処す指数が一気に下がった。

ものすごく弱気ながらもなんとか強情を張る男にジェイクが「優しき鞭入れ」を使い、アレクシアを解放して家の外まで送るようお願い（拒否権なし）をする。さらに畳み掛けるようにエルテが「弱みの粗探し」を使用。もともとそこまで気が強くないうえ体調不良で判断力が鈍った男はどちらも抵抗できず、恐慌状態で震えながらアレクシアのいる部屋へと二人を案内した。
アレクシアは縛られてはいたが無事で、二人は彼女を連れて屋敷に帰ることとなる。なお、ボロ泣きしながら玄関まで送ってくれた男はジェイクにテイクアウトされたようだ。

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◆エンディングフェイズ

アレクシアをフィーリアのもとに連れ帰った二人。その過程で彼女ともずいぶん打ち解け、礼を受け取って黒山羊さんのもとへ帰還する。
フィーリアについてはかなり懐柔できたため、あとは黒山羊さんが勧誘するとのこと。
無事に仕事を終えた二人は、次に用事を言いつけられるまでつかの間の休息をとる。

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かいつまんでどんなお話になったか書き留めてみました
リアル時間一日で最後まで駆け抜けた感じです。たのしかったー！

まさか初めてのセッションで暗転するとは思わなかったですがめっちゃ楽しかったですありがとうございます誠に申し訳ありませんでした
ルールに関するところとかで結構質問とか投げてしまってたんですが、お二人とも一緒に調べてくださったりしてとてもやさしかったです…ほんとにありがとうございまふ……！